poláuraは、「自分の芯や自信、プライドを持って生きる女性を増やしたい」という想いから生まれたファッションブランドです。2024年頃からSNSでの発信とECでの販売をスタートし、人気を集めています。
オンラインでの反響が広がる中で、商品を直接手に取ってみたいというお客さまの声に応えるため、2025年からポップアップという形でオフラインへの挑戦をスタートしました。2026年には店舗とECを横断した会員プログラムを開始し、顧客体験の向上に取り組んでいます。
今回、ブランドとしての顧客体験づくりの工夫や、Omni Hubの「店頭購入品配送機能」を活用した効率的な店舗運営について、poláuraを運営する株式会社no suitのEC兼PR担当の篠宮様にお伺いしました。


poláura(ポローラ)
poláura(ポローラ)は、「polished(洗練された)」と「aura(オーラ)」を組み合わせた言葉です。
変えられない部分ではなく、努力で変えられる部分に目を向け、自分の芯や自信、プライドを持って生きる女性がまとう“洗練されたオーラ”。
ファッションを通して、身にまとう人の人生がもっと輝くきっかけとなるブランドを目指しています。
オンラインストア:https://polaura.store/
インタビュイー
株式会社no suit PR / EC Operations 篠宮 菜月 様
事例概要
| 導入企業/ブランド名 | 株式会社no suit/poláura(ポローラ) |
| 業種(商材) | アパレルの企画・販売(レディースファッションアイテム) |
| 販売チャネル | オンラインストア(Shopify)、ポップアップストア、常設店(2027年春オープン予定) |
| 活用機能 | 店頭購入品配送機能 |
導入前の背景
- ポップアップストアの展開を進めていくにあたり、店舗とECを横断した会員プログラムの構築を目指していた
- ポップアップでは在庫数の正確な予測が難しく、在庫切れ時にはスタッフの手動による在庫調整や配送手配が発生し運用負荷が高かった
Omni Hubの活用施策
- どこポイ、らんキィと連携し、店舗・EC共通の会員プログラムを実現
- Omni Hubの「店頭購入品配送機能」を活用。店頭での購入確定時に在庫が引き当てられ、お客さまご自身による配送先住所入力後はLOGILESS(ロジレス)と連携し出荷手配までを自動で完結する運用を実現
成果
- 店舗での会員登録導線にLINEを活用していることで、LINEの友だち数は1ヶ月で約4,000人増加。開始から3ヶ月で約3倍に増加
- ポップアップストアでのスタッフの手動による在庫調整や配送手配が不要になり、運営オペレーションの負荷を軽減
- 店舗・ECの顧客データ統合により、お客さまの行動が可視化された
「自分らしく人生を輝かせてほしい」poláuraの想いを支える店舗・EC共通の会員プログラム
― まずは、poláuraというブランドについて教えてください
poláuraは、「自分の芯や自信、プライドを持って生きる女性を増やしたい」という想いから生まれたファッションブランドです。ブランド名は「polished(洗練された)」と「aura(オーラ)」を組み合わせた造語で、生まれ持った容姿や骨格など変えにくいものではなく、努力によって変えられる部分に目を向け、自分らしく人生を輝かせてほしいという想いが込められています。「服そのものではなく、その服を着用したときの自分まで好きになってもらえるブランド」を目指していて、デザインも上品さや女性らしさを大切にしながら、特別な日に自信を持って着てもらうことを意識しています。
2024年頃にSNSでの発信やECでの販売をスタートし、現在はアパレルをはじめ、バッグや小物など幅広いアイテムを展開しています。シーズンごとのコレクション発表に加え、東京を中心にポップアップストアを開催するなど、オンラインだけでなくリアルな場にも顧客との接点を広げています。
― 2026年7月に店舗・EC共通の会員プログラムをスタートされました。きっかけと特典設計で工夫した点を教えてください
ポップアップの開催も増やしていく予定だったので、オンラインでもオフラインでも、同じ熱量でお買い物を楽しんでいただきたい、と思ったのが会員プログラムを始めた理由です。すでにECでご購入いただいている方には、店舗だからこそ味わえるpoláuraの世界観などを体験していただきたい。これから知ってくださる方には、店舗かECかを意識せずにブランドを感じていただきたい。どちらにいらしても「一人のお客さま」として接することができるようにしたかったんです。それを実現する方法を調べていく中で、「Omni Hub」「どこポイ」「らんキィ」を組み合わせれば店舗とECを統合した会員プログラムが作れると知り、導入を決めました。

購買金額に応じてランクが変わり、ランクに応じてポイント還元率が変わる設計にしています。poláuraでは、ブランドの世界観や新しい商品を楽しみにしてくださっているお客さまが多いので、「安く買える」ことだけではなく、人気商品の予約販売やイベントへの優先入場など、ブランドをより深く楽しんでいただける体験を還元したいと考えました。特に上位ランクのお客さまには、普段の感謝を、特別な体験としてお返しできる制度にしたいと思っています。

― 会員プログラムを導入して、お客さまの反応や行動に変化はありましたか
オンラインでもオフラインでもポイントを貯めて使える仕組みを作れたことで、お客さまから予想以上の反響をいただきました。会員プログラムは会計時にご案内しており、多くの方にご登録いただいています。店舗での登録導線をLINEにしていることもあり、LINEの友だち数は1ヶ月で約4,000人増加し、開始から3ヶ月で約3倍になりました。
会員ランクに応じてさまざまな特典や還元をご用意しているので、顧客体験の向上につながればうれしいですし、poláuraをより好きになってもらえるきっかけにもなってほしいと思っています。
SNS発のアパレルブランドが踏み出した、オフラインへの挑戦
― そもそもですが、SNSでの発信を中心にオンラインで認知を広めてきたpoláuraが、オフライン展開に踏み出した背景を教えてください
ECでの販売開始以来、SNSなどで「実際に商品を見たい」「試着してサイズ感を確認したい」というお客さまの声もいただいていました。poláuraとしても、私たちが伝えたい「自分らしく人生を輝かせてほしい」という想いを表現し、ブランドの世界観や熱量を伝えるためにもオフラインでの販売にチャレンジしたいと創業当初から考えていました。その中で、機会にも恵まれ、2025年5月にルミネ新宿(ルミネ2)でブランド初のポップアップという形でオフラインへの挑戦に踏み出しました。
― 実際にポップアップを開催して、どのような手応えや難しさがありましたか
ポップアップでは、普段SNSやオンラインを通してpoláuraを知ってくださっているお客さまと実際にお会いし、商品を手に取っていただけることに、大きな喜びを感じています。
実際にご試着いただいたときの表情や、「この日に着ていきたい」「ずっと気になっていました」といったお声を直接聞けることは、オンラインだけでは得られない特別な体験です。
また、たまたま会場を通りかかってpoláuraを知ってくださる方や、ご友人と一緒にご来店くださる方など、オフラインならではのお客さまとの出会いや巡り合わせを感じられることも、ポップアップの魅力だと思っています。
一方で、私たちの想像を超えるほど多くのお客さまに足を運んでいただくこともあり、ご入店やご案内までお待たせしてしまったり、楽しみにしてくださっていた商品が早い時間に完売してしまったりすることがあります。
だからこそ、せっかく会場まで来てくださった皆さまに少しでも心地よく過ごしていただけるよう、開催のたびにスタッフ全員で振り返りを行い、次回の運営に生かしています。
効率的な店舗運営を実現した「店頭購入品配送機能」の活用
― 「商品の在庫管理」という点でOmni Hubの「店頭購入品配送機能」をご活用いただいているかと思います。その詳細について教えてください
先ほどお話ししたように人気商品が早い時間に完売してしまうこともあり、ポップアップでは商品在庫の正確な予測が難しいです。私たちもできるだけ欠品しないように努めていますが、それでも在庫が切れてしまう場合、お客さまから配送先住所をいただき、後日手動で注文を作成して配送手配するという運用を以前は行っていました。住所入力の手間もかかりますし、入力ミスや在庫調整漏れなどが起きる可能性も高く、かなり大変な運用になっていました。
しかし、Omni Hubの「店頭購入品配送機能」を利用することで、店頭で購入が確定したタイミングで在庫が引き当てられます。お客さまご自身で配送先住所をご入力いただくと、配送に利用しているLOGILESS(ロジレス)と連携し、自動で出荷手配まで進めることができます。
今では、店舗で在庫が少なくなってきた商品から「店頭購入品配送機能」を利用するオペレーションに切り替えることだけ気をつければいいので、本当に革命的に楽になりましたね。
お客さまにとっても、店舗で世界観や商品を味わっていただいた熱量のまま、自宅に商品が届くのを楽しみにお待ちいただけますので、とても便利な体験になっていると思います。

「オンラインとオフラインの往来」―顧客データ統合で見えた、深まるお客さまとの関係性
― 店舗とECがつながって購買データが見えるようになって、気づいたことや変化はありましたか
SNSやECで知ってくださっていた方がポップアップにご来店くださったり、逆に店頭で試着したあとにECでご購入いただいたりするケースもあり、オンラインとオフラインを行き来していただいている感覚があります。ECで知ってくださっていた方から「実際に商品を見たかったので、やっと見られてうれしい」というような声をいただくこともあり、オフラインでの接点を増やしたことで、こうした行き来自体が生まれ、店舗とECを横断して一人ひとりのお客さまにきちんと向き合えるようになってきました。
店舗とECのデータがつながったことで、それを裏付けるような発見もありました。「今までECで買われていた方が、店舗で買うようになった」という行動や、ECだけを見ると直近の購入履歴がないお客さまが、実は直近のポップアップでたくさん購入されていた、ということも見えてきました。一見すると「ECの売上が下がった」「リピート率が悪い」と捉えてしまいそうですが、実際にはお客さまがご自身の好きな場所で購入されているだけで、ブランドとの関係はむしろ深くなっていることが、数字からも確認できています。こうした行動が可視化されたのは、私たちにとってもうれしい発見でした。
これからのpoláuraが目指す、顧客体験のかたち
― poláuraとして今後の展望を教えてください
poláuraが大切にしている、一人ひとりが自分らしくいられるように、という想いを軸に、これからもお客さま一人ひとりに寄り添った情報や体験をお届けしていきたいです。SNS・EC・店舗といったお客さまとの接点のどこに触れても同じpoláuraの世界観を感じていただき、お客さまの人生がもっと輝くきっかけとなるよう努めていきたいです。
なかでも店舗は、実際にブランドの商品や空間を体験できる場所です。ECやSNSだけでも商品を販売することはできますが、実際にお客さまとお会いすることで初めて分かることは本当に多いと思います。私たち自身もポップアップを重ねる中で、お客さまの存在をより身近に感じるようになりました。販売のためだけではなく、ブランドとお客さまとの関係を深める場所として、リアルな接点を持つ意味は大きいと感じています。
先日は初めて大阪でもポップアップを開催しましたが、たくさんの方にお越しいただき、東京以外にもpoláuraを知ってくださる方が多くいらっしゃるのだと改めて実感しました。今後も機会があれば全国各地でより多くのお客さまにpoláuraの世界観を体験していただきたいです。
そしてこのたび、poláuraとして初となる常設店舗のオープンも発表しました。これまでポップアップという限られた期間の中でお客さまと直接お会いしてきましたが、これからはいつでも皆さまをお迎えできる場所ができることを、とてもうれしく思っています。
常設店舗も、ただ商品を購入するための場所ではなく、poláuraの世界観を実際に感じていただき、ブランドとお客さまとのつながりをさらに深められる場所にしていきたいです。SNSやECから始まったブランドだからこそ、オンラインとオフラインそれぞれの良さを生かしながら、どこにいてもpoláuraらしい体験をお届けしていきたいと思っています。
こうした一つひとつの積み重ねを通じて、poláuraというブランドを、お客さまと一緒に創っていければと思っています。
※この記事は、2026年8月に実施したインタビューに基づいて作成したものです。
※記事の内容は掲載時点のものです。
- 店舗とEC共通のポイントプログラムや会員プログラムを整えたい
- 店舗とECの購買データを統合し、チャネルをまたいだお客さまの行動を可視化したい
- ポップアップストアでのスタッフによる在庫調整や配送先管理の運用負荷を減らし、自動化できる体制をつくりたい
株式会社no suitについて
株式会社no suitは、2023年に設立され、2024年7月よりレディースファッションブランド「poláura(ポローラ)」を展開しています。
「勝負服」をコンセプトに、何気ない日常着ではなく、“今日は大切な日”と自分で決めたときに選びたくなる一着を提案しています。
SNSを起点に認知を拡大し、自社ECを中心に急成長。2026年5月にルミネ新宿 ルミネ2で開催したPOPUP STOREでは、7日間で約6,100万円の売上を記録し、大きな反響を呼びました。
さらに、2027年3月には初の常設店舗の出店を予定しており、オンラインとオフラインの両軸でさらなる事業拡大を進めています。
会社名:株式会社no suit(ノースーツ)
登記所在地:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目11番12号 日本橋水野ビル7階
オフィス所在地:〒211-0012神奈川県川崎市中原区中丸子35-9 ディール武蔵小杉4F
代表者:町田 航
事業内容:レディースアパレルブランド「poláura」の企画・製造・販売/SNSマーケティング事業
Webサイト:https://nosuit.net
poláura:https://polaura.store
オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」について
「Omni Hub」(オムニハブ)は、「店舗とECをつなぎ、購買体験をアップデートする」をミッションに掲げる、オムニチャネルでの顧客体験向上に貢献するアプリです。初期費用なし、開発不要でオンラインストアとクラウドPOSレジ(スマレジ・Square)間の顧客情報を一元化し、チャネルを横断したポイントプログラムやCRM施策の実現をサポートします。
オンラインとオフラインを横断する顧客体験の一貫性を高め、ロイヤリティ向上やLTV最大化を目指す企業に広く導入されています。
2026年4月時点で、Omni Hubの稼働店舗数は1,500店舗を超え、連携会員数は1,200万人を突破しました。
「Omni Hub」サービスサイト : https://omni-hub.jp/
「Omni Hub」Shopify アプリページ:https://apps.shopify.com/omni-hub?locale=ja
「Omni Hub」スマレジ アプリページ : https://apps.smaregi.jp/apps/114
「Omni Hub」Square アプリマーケットページ:https://squareup.com/jp/ja/app-marketplace/app/omni-hub-shopify
「Omni Hub」サポートページ:https://omni-hub.notion.site/Omni-Hub-00d28b314cfa4b27b4e1f470be99ac4b